～芸術文化団体の連携を目指して～

宇治市文化芸術団体連絡協議会

会　長　矢野　喜久男

  深秋の候、会員のみなさまにおかれましては、常日頃の着実な文化芸術活動に対し、心から敬意を表します。 さて、すでに経過報告しておりますように、昨年の９月２２日に、宇治市内の文化芸術関係団体が一堂に会して、宇治市の文化芸術の発展と交流を目指して、「宇治市文化芸術団体連絡協議会」が発足し、1年を迎えました。 この間、本年1月18日（木）にはパルティール京都で、本協議会主催の「新春祝賀会」を、約100人のみなさまをお迎えして盛大な交流会を開催。また、この７月より、今秋開催予定の「宇治市文化芸術祭」に、市との共催団体の位置付けのもとに正式に参画。8月5日（日）には、山城地域各市町の文化協会の集りである「山城地方文化協会等連絡協議会」（加盟団体：京田辺市、宇治田原町、久御山町、城陽市、精華町、木津川市、八幡市各文化協会）に正式に仲間入り、など、活発に活動を続けているところです。これ以外にも、京都府、宇治市等で2008年開催予定の「源氏物語千年紀事業」、2011年京都府で開催される「国民文化祭」、「黄檗山ほていまつり」への参画などが相次いでおり、ますます忙しくなりそうです。 昨年来、月に一度役員会を持ち、正式な「宇治市芸術文化協会（仮称）」の設立に向けて、また、将来のNPO法人化も視野に入れながら、市との協議、協会の規約案、事業案の検討、他先進都市の調査等、着実に準備を進めております。 規約の中では、会員は正会員（団体、個人）と賛助会員とし、音楽連盟を例にとると、音連加盟29団体がそれぞれ29の正会員となります。また、会費については、当面、1会員あたりの規模に応じて、年間1,000円から2,000円程度に抑える予定です。 いずれにしても、「文化」は２１世紀のキーワードであり、「人間が人間らしく生きていくための糧」であります。よりゆとりのある豊かな生活の実現のために、国の基本法に沿って、市内の文化芸術団体が力を会わせ、また行政と協働して、宇治市の文化芸術全体の向上に努力していこうではありませんか。 つきましては、来る１２月２日午後、宇治市生涯学習センターで設立予定の「宇治市芸術文化協会」（仮称）へぜひともご加入いただきたく、別紙入会申込書にご記入の上、宇治市文化自治振興課（市役所２階）にご提出賜りますようお願い申し上げます。

以上